
赤ちゃんのミルクは普段どのように作っていますか?
一日2~3時間置きに計5~7回くらい与えなければならないので、毎回お湯を沸かして作るとなるとなかなか大変ですよね。
やかんでお湯を沸かす人もいれば、電気ポットを使う人、最近ではウォーターサーバーを利用する人もいますね。
電気ポットは一度沸かせば保温できますし、ウォーターサーバーはそのままいつでも使えるので利便性に優れています。どちらも容量もたっぷりですね。
ミルク作りにはいろんな方法があります。どの方法で作るのが効率的か、電気代が安いか、など様々な観点で比較してみました。
今回紹介するのは「ウォーターサーバーと電気ポットの比較」です。
またそれぞれのメリットとデメリットも紹介するのでどの方法を利用するのが自分にとって良いのか見ていきましょう!
■ウォーターサーバーと電気ポットの比較
ミルク作りにやかんや小鍋でお湯を沸かす人や電気ポットを使う人もいますが、最近はウォーターサーバーを利用する人が増えています。そのおかげで負担を軽減させたり、従来より簡単に作れるようになっていますね。
しかし電気代などその他の費用などが気になるところです。やかんで作る場合、電気ポットの場合、ウォーターサーバーの場合の3つで比較してみました。
またメリットとデメリットについても次に紹介するので簡単にまとめました。
月々の電気代 | その他の費用 | メリット | デメリット | |
やかん | 約120円 (1Lの水を1日2回沸かす場合) | なし | 電気代が安い | ・手間がかかる ・保温ができない ・水道水を使うとよくない |
電気ポット | 約830円 (1日2Lのお湯を沸かして保温する場合) | なし | ・保温機能でいつでもお湯が使える ・温度調節ができる ・簡単にどこでも移動可能 | ・電気代がかかる ・水道水を使うとよくない ・雑菌が付きやすい |
ウォーターサーバー | 約330~1000円 | 水代、配送料、レンタル料、メンテナンス料など (※お水代だけでその他の費用は無料なところもあります) | ・水道水より安全な水 ・ミルクがすぐに作れる ・おいしい水やお湯がいつでも飲める ・水を買うとき重たい思いをしなくて済む ・料理がおいしくなる ・災害時に役立つ | ・水道水やペットボトルの水を買うより割高 ・置き場所を確保しないといけない ・設置までに時間がかかる ・水を使い切ってなくても定期的に届く ・ボトルの交換が面倒 ・メンテナンスが面倒 |
やかんが一番安く、電気ポットは保温機能があるので意外と電気代がかかっちゃうんですね。やかんや電気ポットでもお水に軟水を使うならミネラルウォーターの費用がかかりますね。
やはりウォーターサーバーは便利ですが電気代はもちろんその他の費用が結構かかりますね。あと契約年数未満に解約すると解約金がかかるところがあります。その分常に電源が入っている状態なのでお水もお湯もすぐに使えるようになっていますね。
■ウォーターサーバーを使うメリットとデメリット
ウォーターサーバーはミルク作りをするのに便利で短時間でできてしまうので利用する方が増えています。メリットはもちろんですがデメリットについても知っておいた方がいいですね。
ウォーターサーバーのメリットデメリットを簡単にまとめると以下の通りです。
■メリット
- 水道水より安全な水
- ミルクがすぐに作れる
- おいしい水やお湯がいつでも飲める
- 水を買うとき重たい思いをしなくて済む
- 料理がおいしくなる
- 災害時に役立つ
■デメリット
- 水道水やペットボトルの水を買うより割高
- 置き場所を確保しないといけない
- 設置までに時間がかかる
- 水を使い切ってなくても定期的に届く
- ボトルの交換が面倒
- メンテナンスが面倒
ウォーターサーバーは水道水とは違い赤ちゃんにとって有害な成分を取り除いてあるので、すぐにお湯が使えるところが良いですよね。あとは多機能で自動洗浄機能やエコモードなどがあります。しかし他のものを使うよりお水代やその他の費用や電気代もかかるのでコスパ的には良くないですね。
メリットとデメリットの詳しい説明についてはこちらの記事になります。
■電気ポットを使うメリットとデメリット
ウォーターサーバーのメリットとデメリットが多数あることが分かりましたね。電気ポットにもメリットとデメリットがあります。
電気ポットのメリットデメリットを簡単にまとめると以下の通りです。
■メリット
- 保温機能でいつでもお湯が使える
- 温度調節ができる
- 簡単にどこでも移動可能
■デメリット
- 電気代がかかる
- 水道水を使うとよくない
- 雑菌が付きやすい
メリット
先ほど紹介した電気ポットのメリットをさらに詳しく説明していきます。
保温機能でいつでもお湯が使える
保温できる機能が付いているのである程度の容量のお湯を長時間ストックできます。お湯を頻繁に使う家庭には役立ちそうです。例えばミルクの調乳やお茶、カップ麺などをよく食べる人や飲む人なんかは使いたいときすぐに使えるので良いですね。
温度調節ができる
温度設定はモノによって様々ですが、70℃と80℃と90℃と98℃の4段階が一般的です。ミルクの調乳には70℃、カップ麺は98℃の熱いお湯を、お茶の種類によっても温度を選べるので色んな用途で使えそうですね。
簡単にどこでも移動可能
ウォーターサーバーは設置場所が必要でしたが、電気ポットのあまり大きくないので幅を取らないですね。持ち手も付いているので持ち運びも楽ですね。
デメリット
先ほど紹介した電気ポットのデメリットをさらに詳しく説明していきます。
電気代がかかる
電気ポットの電気代は月約830円です。お湯を沸かして長時間保温するとなると電気代も結構かかりますね。
水道水を使うとよくない
水道水にはカルキが含まれているので赤ちゃんのためにはそのままでは使えません。そのため沸騰させて使う必要があります。
また水道水に含まれている発がん性物質のトリハロメタンは短時間沸騰させることで増えます。取り除くには蓋を開けた状態で15分以上沸騰させ続ける必要があり、電気ポットにはそれをするのに向いていないですね。
赤ちゃんのミルク作りに安心して使えるお水は硬度は60mg/L以下の軟水です。買うにしても水道水よりも高く、重たいお水を持って行き来するのは大変ですよね。
雑菌が付きやすい
電気ポットは頻繁にお手入れが必要です。赤ちゃんのために使うならなおさらで、お手入れ不足だと雑菌が繁殖する恐れがあります。
こまめにお手入れして清潔に保ちましょう。電気ポット周りも衛生的だとなお良いですね。
■まとめ
今回は「ウォーターサーバーと電気ポットの比較」を紹介しました。またそれぞれのメリットとデメリットについてもありましたね。
比較してみるとウォーターサーバーの方が機能的に優れていますが、コストはお水代以外のその他もろもろの費用がかからない電気ポットの方が抑えられますね。
ウォーターサーバーはお金の余裕がある人やすぐに頻繁に冷温水を使いたい人、置きスペースがある人、お水の質をこだわりたい人などが向いていると思いました。
電気ポットの方はあまりお金をかけたくない人や家に家具を置くスペースがない人に向いていると思いました。
家族の人数やライフスタイルによってもお水の使う量も様々ですから、自分にとって使いやすいものにするといいですね!